姫高麗芝の穂刈りとpH下降剤の散布

2020年11月22日(日)

姫高麗芝の穂刈り(刈り止め)とpH下げ太郎の散布

温暖な福山市でも紅葉が見ごろになってきました。姫高麗芝は穂が伸びてきましたので予定通り穂刈りを行い刈り止めとします。ついでにpH下降とミミズ対策を兼ねてpH下げ太郎を散布しておきました。


今日は午前中晴れ間がのぞいていましたが午後から天気は下り坂。バラの花も芝生と同じく晴れの下がきれいに見えます。


ベントグラスは35ミリで芝刈り。気温低下とともに成長がゆっくりになってきました。刈草の量も急減しています。


枯れていた部分は、その後拡大する様子は見られないので様子見します。枯れが拡大しているようなら早急にスミチオンを散布しておきたいところです。


姫高麗芝の穂がだいぶ伸びてきましたので、穂刈りをして刈り止めとします。


落ち葉も芝刈り機をスイーパー代わりにして回収。


写真右側が穂刈り前、左側が穂刈り後です。なるべく葉を刈らずに穂をメインで刈っておきました。休眠期は枯れた葉が布団代わりになって地温が下がらないようにしてくれますから、長めに残しておく方がいいでしょう。


刈り止めして今シーズンの芝刈りは終了です。芝生自体の退色は進んでいますが、穂が無くなるだけでもくすみが取れたような感じでスッキリします。


人がよく歩く部分の芝は成長が止まると傷みの進行が早くなります。復活はまた来年ですね。


土壌のpH下降とミミズ対策を兼ねてpH下降剤のpH下げ太郎を約100倍で散布。

pHを下げて酸性寄りにするとラージパッチなどの病気が発生しにくくなります。またpH下げ太郎の希釈液自体も強酸性(硫酸などのような強酸ではありません)ですから、おそらくミミズや害虫などにとってはかなり刺激があるのではないかと思います。(強い酸性の液体を全身に浴びせられることを想像してください)

関連記事:土壌のpHを下げるにはどうすればいい?
関連記事:芝生の病害対策・予防

液体資材用のスプレイヤーを使って散水の要領でたっぷりまきます。目安としては希釈液を平米10リットル程度です。

表層だけpHを下げる場合は20倍希釈で平米1リットルから2リットルが目安になります。この場合はかなり濃い希釈になりますから、炎天下での作業は避けて散布後に必ず葉の表面についた資材を洗い流す感じで軽く散水してください。


今回は目視で確認できたミミズは2匹でしたが、土壌中で昇天している可能性もありますので、今後の塚の発生状況を観察します。

pH下降剤によるミミズ対策は、椿油粕のように劇的に効くものではありません。2年ほど椿油粕を使用せずにpH下降剤だけで様子を見てきた限りでは、全く何もしない状態よりははるかにミミズは少なくなるようです。今後も定期的に散布しながら様子を見ていきます。


さて、我が家には世界一かわいい黒柴と、世界一かわいいニャンコが2匹います。うらやましいでしょ(笑)

黒柴の伊勢は年のせいか寝ている時間が長くなってきました。なかなか起きている時の写真が無いので、今日はお食事中にパチリ。カメラに魂を抜かれるとでも思っているのか、なかなか真正面から取らせてくれないので貴重な正面ショットです。


伊勢を撮るのに夢中になっていると、いつのまにかやってきたキジトラ白雑種のいずもが私のジャンパーのファスナーをガジガジと。ニャンコは音を立てないですね。


そんないずもの様子を「家政婦は見た!」の状態で見つめるキジトラのいすず。いずもより半年ほどお姉ちゃん(2匹ともメス)で、いずもが何か新しい遊び方をするのが気になってしょうがないようです。

こんな3匹に囲まれて平和な日々を暮らしております。


芝生の方は来週あたりに除草剤をまこうかなと思っています。土壌処理にするか茎葉処理にするか検討中です。