芝生の耐寒性向上と冬期の液体資材の保管について

2020年12月20日(日)

カリと糖で芝生の耐寒性向上と液体資材の冬期保管時の注意点

霜が降りる季節になりました。長期予報では来週はさらに気温が低くなる予報になっていますので、今のうちにベントグラスに耐寒性向上のための液肥を散布しておきます。


寒地型西洋芝と言えども気温が低下するとさすがに成長が衰えます。今週は芝刈りはパスしました。もっと寒くなるとほぼ休眠状態になるでしょう。雨が全く降らないので水やりは週1回ペースです。


耐寒性を向上する目的でスーパー・ポリ・スピリットとハード要素1号を1000倍で混合散布。

低温でも吸収されるスーパー・ポリ・スピリットの硝酸カリと、ハード要素1号の糖とケイ酸が植物の耐寒性を向上してくれます。ただ、100%アントシアン(紅葉現象)を防げるというものではなく、あくまでも寒さによる影響を緩和することが目的となります。


冬期の液体資材の保管についてですが、屋外の倉庫などで保管されている場合は低温による凍結にご注意ください。液体資材の中には凍結によって変質する恐れがあるものがあります。

寒冷地にお住まいの方、また温暖な地方でも厳しい寒さが予想される場合は、屋内などの凍結の可能性が無い場所へ移動しておくことをお勧めします。


姫高麗芝は恒例の落ち葉集め。まだ本格的な寒さではないせいかヤマボウシにはたくさん葉が残っています。


除草剤散布後のスズメノカタビラの様子は、成長はしないけど枯れるでもないといった感じです。やはり濃度(薬剤投下量)が不足していたのだと思われます。


とりあえずハンディスプレータイプのシバキープエース液剤を噴霧しておきました。そのままスプレーするだけですから少しだけ散布したい場合には便利です。ただ、この製品はホームセンターのコメリ専用に製造されているようで、残念ながら他のホームセンターや通販では入手不可のようです。


庭の冬支度も進み、恒例のレモングラスの刈り取りを女房がしてくれました。農業試験場のようなところで研究員さんの作業補助の仕事をしてますから、こういう作業は慣れたもんでパッパとやってくれるんですよね。助かります。


本格的な冬を迎える一方で、来春の気配もすくすく成長中。遅咲きタイプのスイセンです。


話変わって、我が家のワンニャンズは個性的な尻尾が共通点です。

黒柴の伊勢は2回転半ひねりの独特な巻尾。


キジトラ白のいずもはリスみたいな尻尾。まっすぐに見えますけど実は先っぽが直角に曲がっている「鍵尻尾」です。鍵尻尾は幸せを引っ掛けてくるので縁起がいいとのこと。


キジトラのいすずは芋虫みたいな尻尾。これがまた動きも芋虫にソックリなんです(笑)


ちなみにいすずは本体もヨトウムシに似ています。


さて、松浦商店の年末年始の営業についてご案内です。誠に勝手ながら12月26日(土)~1月4日(月)は年末年始休業とさせていただきます。お店は休みますがメールやSNSでの問い合わせには対応可能ですので、何かありましたらお気軽にご連絡ください。