今シーズン最初の粒状肥料散布と簡易型植物育成ライトの設置

2022年3月6日(日)

今シーズン最初の粒状肥料散布

3月に入りベントグラスはスイッチが入ったようです。グングン伸びるほどではありませんが、明らかに2月とは異なる様相になってきました。

とりあえず試しに芝刈り。13ミリから9ミリに下げました。今後の成長が楽しみです。


姫高麗芝にはまだ顕著な反応は見られませんが、今週後半からの気温上昇でスイッチが入ってくるのではないかと思います。昨年の芝生管理記録を見返しますと同時期にはラージパッチの注意喚起をしていたりしますから、今年は昨年と比べると1ヵ月ほどズレている感じですね(昨年2月の暖かさが異常だった)。


今日は姫高麗芝・ベントグラスともに今シーズン最初の粒状肥料散布。万緑-NHTを50g/m2、エンザアミンを20g/m2、粒剤スプレイヤーを使ってサクっとまいておきました。


庭の一部では独自に配合してもらった有機肥料もテスト開始しています。中身はまだ内緒ですが、今シーズン通して使ってみて評価する予定です。

有機肥料ですがほぼ臭いはありませんので、どなたでも気兼ねなく散布できると思います。後は期待する効果(濃くてきれいな緑で健康に育つ、土壌環境にも優しい)が得られるかどうかですね。


肥料散布後は恒例の散水。散水フェチの私にはたまらないひと時です。


更新作業を終えて芝生がハゲハゲになっている時には水のしみ込み具合がよく分かります。このタイミグでどの程度のしみ込み方をするのかをチェックしておくといいでしょう。

そうすることでシーズン中の散水ペースをおおよそ予測することができます。


簡易型の植物育成ライト(グローライト)の設置

先日、サイトをご覧いただいている方から「日照不足を植物育成ライトで緩和できないか」というお問い合わせいただきました。

欧州のサッカー場で芝生の生育を早めるためにグローライトを照射しているという話は何年も前から聞いていたのですが、設備が大掛かりになることで一般家庭には無縁かと思っていました。

ところがお問い合わせをいただいてから調べてみると一般向けの植物育成ライトもかなり発売されており、中には屋外使用可能なものもあったため家庭の芝生にも応用できるのではないかと判断し、ライトによってどの程度の生育の差が出るのかを試してみることにしました。

写真のものはソーラー充電式のかなり簡易なタイプになります。昼間充電して夜間は電池がある限り照射を続けるタイプです。スペック上は一晩中点灯するものと思われます。


余っている鉢を利用して高さ調整し、簡易型を設置してみました。照射している部分に生育の差ができるのかどうか様子を見ていきます。

こちらの簡易型ライトについては少々お遊び的な実験として考えています。


植物育成ライトを使用するにあたっては様々な疑問があり、中でも「芝生は光を当て続けると24時間いつでも光合成可能なのか」という点が大きな疑問としてわきます。

一般的には光合成は朝一番から始まって午前中にピークを迎え、お昼過ぎ頃からは光合成が低下する一方だとされています。では夜の照射は意味がないのか? でも欧州のサッカー場では夜間に照射するという事例を何かで見た記憶もありますし、植物は睡眠が必要なのか?など考えると謎は深まるばかりです。


時間を決めての照射をするために別のライトも入手していまして、こちらの説明には「24時間の照射は控えてください」という注意書きがあります。

では一体何時ごろに照射するのが理想なのか。そういった疑問を解消するべく、現在とある研究機関に調査と助言をお願いしています(もちろん有償です)。その結果によって時間帯を決めての照射実験を開始しようかと考えています。


時間を決めての照射はクリスマスイルミネーションで使うタイマーが応用できそうですので入手しておきました。

さて、芝生がどんな反応を見せてくれるのか楽しみですね。


芝生にライトを照射して育成促進することに興味のある方は「芝生 グローライト」「欧州 サッカー場 グローライト」などのキーワードで検索してみてください。照射器具を扱っているメーカーのサイトやニュース記事などを見ることができます。


さて、姫高麗芝の方は春の立ち上げ作業が一段落し、今月下旬に予定している除草剤散布までは様子見となります。ベントグラスはこれから日々変化していくのが楽しみですね。


番外編

久しぶりに我が家のワンニャンズの様子でも。こちらは見事に決まった黒柴の伊勢とキジトラ白のいずもによる「シンクロナイズド睡眠グ」。

昨年iPhoneをゲットして写真撮る気満々の女房が様々なショットを残してくれるのでありがたい。


その伊勢ちゃんですが、以前から現れ始めていたボケの症状が進行してまして、あらゆるところへ突進してしまうためこのように食器をひっくり返すのもしょっちゅうです。

粗相もひどくなってきたためオムツも欠かせなくなってきました。


ただ、伊勢の体形が犬用オムツには合わないらしく脱げてしまうことも度々。


女房が情報をいろいろ探して人間用オムツを改造する方法を見つけてくれました。その結果、脱げることはかなり少なくなりました。しかしサイズが大人と赤ちゃんの中間って、伊勢はどんなおしりしとるのよ(笑)


寝ている体制から立ち上がる時に足が滑るとパニックになってしまうため、足裏には滑り止めを貼ってます。こちらも女房が見つけてくれました。

なんやかんやといろいろ大変ですが、毎日就寝前には私と一緒に近所を30~40分ぐらい散歩する元気はありますし、食欲も旺盛なのでまだまだ頑張れそうです。