2023年03月12日(日)
例年より早めの萌芽を見せる姫高麗芝
今日は夜には雨になる予報ですが、朝から日中にかけてはおおむね晴れでした。気温も暖かく芝生の成長に期待が高まる天候です。
芝生とともに庭を彩ってくれたヤマボウシ、こちらも庭のリフォームの際に撤去することになりました。今までたくさんの花をありがとう。
ベントグラスは完全にスイッチが入りましたので13mmで芝刈りを再開。
今シーズンは夏にかけてわざと徒長させてはがしやすくし、秋には全部はがして更地にする予定です(来年春にTM9に変更の予定)。
姫高麗芝は3月に入ってからの異常とも言えるぐらいの気温で例年より早めの萌芽をしています。
こちらが昨年同時期の様子ですが、昨年は更新作業と除草剤の散布タイミングで少々無茶な実験をしたため薬害で萌芽が遅れていましたから、余計に違いが顕著になっています。
一昨年やそれよりさらに前の年の同時期と比べても今年は萌芽が早めです。
みなさんの芝生もかなり早い立ち上がりになっているのではないでしょうか。
遅咲きのスイセンも開花がかなり早いです。
こちらが昨年同時期のスイセンの様子。
スイセンは芝生と違って薬害などの障害はありませんでしたから、昨年と今年で天候要因による違いがはっきり現れていると言えるでしょう。
春の発根促進と病虫害の軽減を目的としてキトサン溶液スーパーグリーンを300倍で葉面散布(平米500~600mlをジョウロでさらっと散布)。
病気予防に関してはpHを0.5ぐらい下げておきたいですが(現在は6.5~7ぐらい)、さてどうしようかなと。
まだ気温の高い状態が続きそうですので、さらなる成長に期待が高まりますね。
このまま順調なら来週か再来週には芝刈りをスタートさせても良さそうな感じです。
高温が続くと病気や害虫の発生も早くなる可能性がありますので、予防的な農薬散布も少し早めにした方がいいかもしれないですね。
我が家は家の中にもヨトウが現れるので大変です(笑)
強力な目力で全否定するいすず姉さん
LEDによる光合成促進のテスト再開
昨年に引き続き、今年もLEDによる光合成促進のテストを開始しました。
昨春の立ち上げ期には除草剤の薬害が発生していたことや、使用したLEDライトの光量が不足していたこともあって思うような成果が現れませんでしたから、今年は光量アップで萌芽期の影響を観察してみます。
昨秋の実験では生育の違いが見られましたのでちょっと期待ですね。
当然のことながら今は何も違いは見られませんが、今後どのような成長具合になるのか楽しみです。
日照が足りない部分の補強や、傷んだ場所の再生促進などにも応用できればと考えています。