2023年6月18日(日)
芝生とバラの様子
春にたくさん花を咲かせてお疲れだったバラたちが、数は少ないもののまた咲き始めました。
植物にとって花を咲かせたり実を付けたりすることは相当な体力の消耗を伴うようで、人間で言えば出産後の女性のような感じになるのではないかと思います。
昨年は春の花期のあとはかなり消耗した感じになっていましたが、今年はだいぶマシなようで、女房の手入れが効いているのだと思います。
芝生と同様にバラにもキトサン溶液スーパーグリーンを定期的に散布しています。地上部は500~1000倍で噴霧、土へは300~500倍で潅水、といった感じです。
とはいえ、やはり体力の消耗はカバーしきれるものではなく、黄色くなる葉があったり、
葉脈以外の部分の色が薄くなってしまったり、
加えて害虫の食害も発生するなど、バラにとっては厳しい状況には変わりないようです。
写真は撮っていませんがうどん粉病も発生していました。ただ、これは新しく買ったバラから発生して感染したような感じでしたから、もしかしたらそれが無かったら発生していなかったかもしれません。
なんにせよ、バラは病気と害虫との闘いが必須ですね。あと、トゲ(笑)
せっかくなので花の写真もいくつか。
今日は天候のせいか全体的に写真が黄色っぽく写ってます。
iPhone13Proを使っているのですが、元々黄色っぽく写る特性がある上に、今日はそれが強調されてしまう光の具合になっているのかもしれません。
ベントグラスは17ミリで維持中。
こちらは密度がすごいので雑草が生える余地がほとんどありません。
本当なら勢力をどんどん拡大するはずのアカカタバミも、ごく一部に生えてはいるのですがベントの密度で締め上げられている感じです。他の植物をけん制する作用のアレロパシーも強いのかもしれません。
姫高麗芝は20ミリで芝刈り。週1回ペースです。
薬害からはまだ完全回復とはならず、もう2~3週間ぐらいはかかるかと思います。
散水するにはちょっと早いかなという感じでしたが、次の雨までの期間が微妙なこともあって散水。(ただの散水フェチ)
今日も定例となっているキトサン溶液スーパーグリーンとスーパー・ポリ・スピリットの混合散布。
キトサン溶液スーパーグリーンを300倍、スーパー・ポリ・スピリットを1000倍で混合し、平米500mlをジョウロでさらっと散布しておきました。
ごく一部に数本発生していたキノコはその後収まりましたが、次の雨でどうなるかですね。全体的にはキノコはしっかり押さえられている感があります。
カーブラリア葉枯病も雨の日があった割には小康状態を保っており、例年から比べると軽症で済んでいるようです。
こちらも今後の雨でどうなるか要観察ですね。
他にも気づきがあるのですが、今シーズン最後まで様子を見て、確証が持てたらレポートしたいと思います。
元々キトサン溶液スーパーグリーンは100倍希釈で月1回という散布ペースが推奨されていたのですが、それよりも薄めにして散布頻度を高める(週1回ペース)方が良い感触を得られています。
姫高麗芝の除草剤の効果 雑草の気配無し
姫高麗芝には、4月9日にシバキープIII粒剤(土壌処理剤)を前面散布、6月4日にシバキープエース液剤(茎葉処理剤)を青い線から左側に散布しています。
本日6月18日の時点では全体的に雑草の気配は無く、ごく一部で生え始めていたメヒシバは今のところ消滅しているようです。
おそらく、4月にシバキープIII粒剤を施用量(平米20~40g)の上限で散布したことによって、土壌処理効果がしっかり残っているのだと思われます。
ですので、シバキープエース液剤を散布していないエリアでも雑草がほぼ見られない状況となっています。
以前、散布量を20~30g程度で散布した際にはメヒシバへの効果は弱かったですから、メヒシバを狙うなら上限の散布が良いのかもしれません。
レポートしていませんでしたが、一部で発芽していたアカカタバミもシバキープエース液剤を散布後2日ほどでこのように枯れていました。
シバキープIII粒剤のみ散布しているエリアでは、今後アカカタバミが生えてくるのではないかと予想しています。
今後の注目点は、シバキープIII粒剤のみのエリアとシバキープエース液剤を併用しているエリアで雑草の生え方がどのように違いが出てくるかになります。
少々シバキープエース液剤の散布タイミングが少々早すぎたかなという感があるため(もう少し雑草の発生を待ってからの方が良かったかも?)、それが杞憂に終わればいいのですが。
このあたりは、また追ってレポートしたいと思います。
除草剤の薬害によって健全性が低下したことが要因と思われるラージパッチの症状悪化は、その後解消に向かっています。
これが先週症状が悪化した時の様子です。(悪化と言っても軽症ですが)
繰り返しになりますが、薬害が出たのは除草剤が悪かったのではなく、私の庭で春からリスキーな試験を続けていたことが原因で、用法容量をきちんと守って使えば薬害のリスクは低いです。
週間予報では雨マークがほとんどなく、梅雨の中休みのような天候が続きそうです。
あまり中休みをされると梅雨末期に帳尻合わせで強烈なのがやってきそうですから少々心配ですね。できれば分けて降ってほしいものです。