カーブラリア葉枯病に悩まされない梅雨

2024年07月15日(月)

カーブラリア葉枯病に悩まされない梅雨

1か月前に散布した除草剤の薬害(高温障害)のピークは越えたようで、まだ葉色は良くない部分が残っているものの成長の勢いを取り戻しつつあります。8月下旬の美しさのピークに向けて順調に再生してくれることと思います。

薬害リスク覚悟で除草剤散布したおかげで雑草もほとんど無く、この時期にはびこりがちなメヒシバやコニシキソウも見られません。散布ムラがあったかなという場所にほんの少しだけ小さなカタバミが生えている程度で、それも薬の影響か成長がかなり抑制されている感じです。


梅雨空が多くミミズの糞塚の出やすい状況が続いているのですが、ミミズの糞塚は予想よりもかなり少ない感じです。飛び石の左側はキトサン溶液スーパーグリーンの定期散布を止めて様子を見ていますが、散布しているエリアとそうでないエリアではかなり糞塚発生の差が見られます。キトサン溶液スーパーグリーンを週1回ペースで定期散布すると、ミミズの糞塚形成が抑制される傾向が確認できます。

ただし、糞塚形成を完全に抑制するわけではありませんし、ミミズを駆除しているわけではありませんから、椿油粕による駆除のようなイメージでとらえると期待外れになると思います。

あくまでも、ある程度の糞塚を許容することでミミズとの共存を目指す、という方向性がいいでしょう。


梅雨と言えば葉枯病、というぐらい我が家では切っても切れない関係にあったカーブラリア葉枯病ですが、今年はパッチがほとんど見られません。雨がよく降るにも関わらずパッチ増えるような様子も見られません。(カーブラリア葉枯病は雨が大好き)

キトサン溶液スーパーグリーンの散布が2年目に入り効果が積み増しされてきたことと、飛び石のレベル調整で水たまりができないようにしたことも功を奏しているのではないかと思われます。この点については目論見通りになったのではないかと喜んでいるところです。

キトサン溶液スーパーグリーンについては2年前から週1ペースの散布を続けてきましたが、一昨年→昨年→今年 と年々芝生の調子が良くなっていることを実感しています。

以前は無農薬による葉枯病の抑制は難しいと考えていましたが、可能性が開けてきたようです。


今年わずかに発生していたパッチも、雨が続く中で修復が進むという今までにない経過が見られます。今までなら雨が続けば悪化するしかなかったので、これも大きな違いを実感しているところです。


キノコに関してもキコガサダケと思われるものがのべで3本生えただけで、今のところはしっかり抑制できていると思います。


散布を継続するほどに少しずつ効果が積み増しされていくことから「継続こそ力なり」を実感しており、今後も散布を継続していくのは間違いありません。


アルムグリーンのボトルの膨張について

アルムグリーンのボトルの膨張についてお問い合わせをいくつかいただいています。

写真の左側のボトルが膨張したもの、右側がガス抜きをして通常の状態にしたものですが、その差はがハッキリと視認できるかと思います。

アルムグリーンには生きた微生物群が入っていまして、気温が上昇する時期になると微生物活動によってガスが発生するそうです。このガスは有毒なものではなく、微生物がパンを膨らますようなイメージでお考えいただければと思います。この点はメーカーさんにも確認しています。

パンが膨張するような感じでボトルを膨張させているために、ボトルがパンパンに膨れるという現象が発生することがあります。

ボトルが膨張したとしても品質には何ら問題は無く、キャップを少し緩めてガス抜きをしていただければボトルは元通りになります。ご使用にあたっても何ら問題はありませんので安心してお使いください。


ボトルが膨張しますと、左側のように実際の容量を示すメモリよりも液面が下がって見えますが、これもボトルの変形によるものですので、ガス抜きをしてボトルの変形を解消すると写真右側のように正常な液面になります。

メーカーさんがきちんと計量して製造しているものですので、この点についてもご安心いただければと思います。