粒状肥料の散布と肥料吸収・発根の促進

2019年4月7日(日)

万緑-NHTとエンザアミンの散布とアルムグリーンによる肥料吸収促進

しばらく寒気の影響で寒い日が続いていましたが、今日は朝から快晴で作業をすると汗ばむような陽気です。春が一気に加速した感じですね。ツバメのおしゃべりもあちこちから聞こえます。

今日は除草剤散布の予定だったのですが、メーカーさんに除草剤の併用について聞くのを忘れていたという大失態をやらかしてしまいまして、延期することにしました。一応その他の言い訳としては、今日は天気が下り坂の予報だから...聞いていたとしても散布できないよね、ということにしておきます。また来週のお楽しみということで。


春の陽気に誘われてキンギョソウもモリモリ咲き始めました。我が家のキンギョソウは枯れてもドクロにならないので、ちょっとつまらない。何のこと?と思った方は「キンギョソウ ドクロ」で検索してみてください。


こんもりと咲いたかわいいビオラ。この時期はナメクジに結構やられるのですが、先々週椿油粕でナメクジ対策をしてからは、かなり被害が軽減されました。

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暖かくなると爬虫類も出てきます。この時期のカナヘビは、朝は体が冷えているせいか近づいてもなかなか逃げないので、こんな接写ができます。せっかく接写させてくれたのに顔にピントが合わせられなくてごめんね。


ヤマボウシも新芽が出始めました。今年は全てが1ヶ月ぐらい早い感じです。

そんな中興味深いのは桜です。女房が農業関係の研究機関にパートに行っているのですけど、研究員さんいわく「暖冬だったから桜は遅くなる」とおっしゃっていたそう。ご存知の方もおられると思いますが、桜は「休眠打破」が必要だそうで、冬が寒くて春が暖かくなるほうが咲くのが早くなるとのことです。全てが暖かければいいというものでもないようです。

稲の種も休眠打破をさせるそうですから、イネ科の芝の種も同じ理屈が通用するかもしれないですね。


ベントグラスも寒気が入っている時はやや成長が遅くなりました。明日芝刈りの予定です。

雨の予報が多くなると芝刈りのタイミングを逃さないように注意が必要ですね。


姫高麗芝も順調に緑化が進んでいます。


4日前の水曜日に、万緑-NHTを平米60g、エンザアミンを平米20g散布しておきました(ベントグラス・姫高麗芝両方)。仕事が繁忙期に入っていますので、平日の仕事に出かける前の時間帯も有効活用しています。


粒状肥料を散布した後は、水不足に注意が必要です。土壌に肥料が溶け出した状態で水分が少なくなりますと、肥料が濃すぎる状態になり根を傷めてしまうことがあります。春の黄化は意外と土壌の乾燥も原因になっているのではないかと推察しています。

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せっかく肥料をまいたのだから、少しでも効かせなければもったいない。ということで今日はアルムグリーンを500倍で散布しておきました。有機酸が根を刺激して肥料吸収を高め、発根も促して生育を促進してくれます。

この時期からアルムグリーンや有機酸酵素EX、キトサン溶液などの有機酸を含む資材を定期散布しておくと、キノコはかなり抑制できます。早めの対処がお勧めです。


作業が終わったらみずみずしい芝生を見てニヤニヤしましょう。


雑草対策が延期になってしまいましたが来週こそは実現したい。メーカーさんへの問い合わせを忘れないようにせねば。