姫高麗芝の更新作業 第一弾

2020年02月11日(火)

姫高麗芝の低刈りとサッチング

先日の日曜日は久しぶりの寒波が到来しましたが、明日からは超暖冬になる様子。もう春の足音がはっきり聞こえるようになり、いよいよ姫高麗芝を起こす時期になりました。今日は更新作業の第一弾、冬枯れした芝の低刈りとサッチングです。更新作業ってなんぞや?と思った方は「2月の芝生の手入れ 基本作業と注意点」をご参照ください。


まずは冬枯れした芝の低刈りから、と思って始めてみたのですが、暖冬の影響で青い葉がかなり残っているため予想していた通り芝刈り機の抵抗が大きく、そのままでは低刈りできそうにない箇所が多々ありました。そのため順番を変更し、サッチングを先にやって芝生の密度を低下させてから低刈りすることに。

写真では分かりにくいですが、20ミリで芝刈りした段階で冬枯れした葉に隠れていた青い葉がかなり出てきていました。


サッチングは根切り刃を装着したリョービの芝刈り機で行います。本来は根切りをするものですが、刃を浅めにすることでサッチング的な使い方も可能です。


刈り高を一番低い設定にすれば根切り効果が高くなりますが、土を巻き上げる分作業効率がやや落ちますので、今日はサッチング優先ということで刈り高を一つだけ上げました。


電源コードを噛まないように、電源に近い部分から徐々に遠くへサッチングを進めていきます。


刃が芝刈り機の両端までありませんから、両端の少し内側にある赤い目印を目安にしてサッチングの隙間が空かないようにします。


リョービの芝刈り機は後方に刈り草を排出する構造になっています。この集草箱は後ろ側をやや持ち上げるようにして取り外しますから、刈り草が6~7割ぐらいたまったら早めに廃棄することをお勧めします。満タンにしてから取り外すと中身が多少こぼれてしまいます。


少しでも芝生の密度を落として低刈りの負担を軽減するため、横方向にサッチングした後、さらに斜めにもサッチング。


サッチングで密度を低下させた後、再び低刈りを開始。17ミリ→13ミリ→9ミリと順番に刈り高を下げていきます。作業中に黒柴の伊勢も登場。


低刈りが終わったらブロワバキュームでこぼれている刈り草を吸引しておきます。サッチング、低刈り、バキュームの結果、本日は45リットルの通常のゴミ袋7袋分の刈り草を集めることができました。この分だけサッチの元が減ったことになります。


エアレーション(ローンスパイク)までやっておきたかったところですが、作業途中から腰痛が悪化したため大事をとって延期しました。次の日曜が雨の予報なのでちょっと残念。


早朝からフルパワーで遊んでいたニャンコ達は、私が更新作業をしている間全力で寝ていました。


二人とも寝相悪すぎ。


こちらの方は猫たちにチャチャを入れられることもほとんど無くなり、平穏な日々を過ごしております。


さて、松浦商店に関するお知らせです。値上げとネット本店オープンについてご案内していましたが、予定を少し後ろにずらして3月1日とさせていただきます。3月1日より2~3%程度の値上げをさせていただき、ネット本店はオープン記念として些少ではありますが割引制度のご提供を予定しています。情報提供もより充実させて参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。