姫高麗芝の今シーズン初芝刈り

2021年4月4日(日)

今シーズン最初の姫高麗芝の芝刈りと春の散水について

満開だった桜も散り始め、芝生の本格成長シーズンに入ったことを実感します。今日は今シーズン最初の姫高麗芝の芝刈りをしました。


スイセンは完全に開花期が終わりました。そろそろ花芽の茎を切ってやらないと。


その隣ではセージが満開となっています。春はいろんな花が楽しめる季節です。


ベントグラスは週一ペースで17ミリの芝刈りを繰り返しています。刈草の量からすると少しペースアップした方が良さそうな感じ。


一部枯れている場所があるのはスズメノカタビラの群生部分です。軸を下げる実験のため裸地化させた場所に群生していたスズメノカタビラが、時期が来たため一斉に枯れ始めたもので、除草剤を散布したわけではありません。


もう一か所枯れていた部分がありましたが、このように枯れたところの周辺部がよく成長しています。これは犬のおしっこで枯れた時の症状に似てますね。おしっこが直撃した部分は肥料焼けのような症状で枯れ、周辺部は肥料過多でよく成長するという現象です。ひょっとすると伊勢(黒柴)のおしっこが原因だったのかもしれません。公園や空き地などでも草がリング状に生えていたりするのを見ることがありますが、おそらく同じような理由ではないかと思います。

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その伊勢ですが、一時期歩くのもままならないぐらい体調悪化していたものの、女房の献身的な看護もあって散歩できるぐらいに回復しました。ただ、原因と思われる腎臓の結石は根本的に解決したわけではありませんので、またそのうち体調が悪化するかもしれません。できるだけ元気でいてほしいものです。


今日は曇りから雨に変わる予報。空にはどんよりとした雲が。


雨が降る前に終わらせておこうと朝8時ごろから芝刈りを開始、まだ刈草の量は45リットルのゴミ袋1/3ぐらいですからサクっと終了。刈り高は17ミリです。


芝刈り終了から30分もしないうちに雨が降り始めました。できればラージパッチ対策としてスーパー・ポリ・スピリットとアルムグリーンの混合散布をしておきたかったところですが降雨のため中止(雨で資材が流れてしまう)。まあ芝刈りできただけでもラッキーとしましょう。


さて、ここで春の散水についてです。春はあまり散水しなくてよいイメージがあり実際そうなんですけど、雨が降らない日が続く時には注意が必要です。春は風もよく吹きますし、低刈りで地上部分が無くなっていると意外と乾燥が進むことがあります。晴れが続いて土壌も芝生もカサカサしている感じになってきたらたっぷり散水してあげましょう。

せっかく生え始めた芝生が水不足でダメージを受けてしまうと成長が抑制されて緑化が遅れますし、弱ってしまうと病気にもかかりやすくなります。肥料を散布した直後に土壌が乾燥しすぎますと根が傷んでしまうこともあるでしょう。ただ、頻繁に水をあげすぎるのも良くありませんから、そのあんばいをどう調整するかが芝生愛好家の腕の見せ所です。

天候や芝生、土壌の様子を観察しながら調整してください。気温が上昇するほど注意が必要になります。