秋のミミズ対策と剪定した植木の殺菌処理

2021年11月21日(日)

秋のミミズ対策

秋も深まり来週には冬並みの寒波が入ってくるようです。気温が低下するほどミミズの反応が鈍くなりますので、その前にミミズ対策をしておきました。


ベントグラスは17ミリで中3日ペースの芝刈り。強制リセットからの回復も順調に進んでいます。


こちらが強制リセットをした10月24日の様子。

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姫高麗芝は退色と枯れが進行し休眠へまっしぐら。今週の寒波でさらに休眠モードが深まるでしょう。

穂が思ったほど伸びていないので穂刈りは延期しました。


芝生に落ち葉が積もる季節になりました。落ち葉を堆積させすぎますと通気性や多湿から病気などの不調をきたすことがありますので、こまめに取り除いておきましょう。

我が家は女房がこまめに掃除してくれるので助かっています。


ミミズ対策には通常は椿油粕を使用しますが、今日はとある資材のテストをしてみました。


粉を溶かして散布しますので液体資材を散布するスプレイヤーが必要になります。スプレイヤー用の濃い希釈液を作るのに少々時間がかかったりしますから、椿油粕のように万人向けとは言えないかもしれません。


椿油粕と同じく界面活性の成分が入っているため散布すると泡が出ます。


希釈液を平米10リットル以上を目安に散布し、出てきたミミズは回収して処分。正確には数えませんでしたが50匹以上にはなっていたと思います。

気温の高い時期と違って散水しはじめてから出てくるまでに少々時間がかかりましたね。暖かい時期には散水している端から出てくることもありますが、今日は散水してしばらくすると少しずつ出てくるという感じでした。


あらためて感じたのは、ミミズの糞塚の数とミミズの数は必ずしも比例しないこと、ミミズの糞塚があるところとミミズがいる場所は必ずしも一致しないこと、ですね。

写真のベントグラスには糞塚が2つほどしかありませんでしたが20匹近くミミズが出てきました。


姫高麗芝の方も糞塚の数と出てきたミミズの数は全然違いました(糞塚よりミミズの数の方が圧倒的に多い)。そして糞塚の無いところからもミミズが出てきていました。

今日のミミズのサイズは中ぐらいのものが大半で、これを放置していたら次世代の卵を産み付けられていたかもしれません。

今年は春、夏、秋の3回ミミズ対策をやりましたから、来年はかなり減ってくれるのではないかと期待しています。


今日試してみた資材につきましては来年松浦商店の方で取り扱いを検討しています。ただ、少々使用するにあたってクセがあることと、粉が舞うため松浦商店での小分け作業もちょっと大変そうな感じですので、そのあたりが悩ましいところです。


剪定した植木の殺菌処理

芝生の作業が少なくなりましたので、植木の伐採、および剪定作業を進めています。駐車場付近の植木も、見通しを良くすることや芝生への日当たりの確保を目的として思い切って伐採することに。

自宅前の道路は子供がいることもありますから、できるだけ死角は取り除いておきたいですね。


先週はヤマボウシの枯れた株を伐採しましたが、平日の間に女房が生きている株の余分な枝を伐採してくれました。大きな幹が先週伐採した幹(枯れていた株)、小さな方が今週伐採した枝です。


生きている枝を切った場合、その切り口から病原菌などが侵入する可能性がありますのでトップジンMで殺菌処理をしておきました。


だいぶ前に剪定した部分ですが、ここもトップジンを塗布しておいたので無事癒合しました。


火曜日あたりから急に寒くなるようですので、我が家では晩御飯を鍋にして温まろうかなと思っています。みなさんも風邪など召さぬようどうぞご自愛ください。