植木の剪定で芝生の木陰を緩和する

2018年12月2日(日)

来シーズンに備えてヤマボウシの強剪定

12月になり日本芝はほとんどすることがありません。こういう時はシーズン中にできない手入れのチャンスです。今日は芝生の木陰を緩和するために、ヤマボウシの強剪定を行いました。


今日は12月にしては穏やかな天気で、風も無く心地よい一日でした。女房が植えてくれたビオラも気持ち良さそう。


しかし、もうすぐこの子たちにとっては厳しい気候になります。次の週末には真冬なみの寒波がやってきそうです。


ベントグラスは17ミリで維持中。中4日ぐらいのペースで芝刈りしています。寒波がやってくると成長が鈍化すると思います。


非選択性除草剤で根止めをしていましたが効果が切れてきたようです。ベントグラスが枕木の隙間から外へはみ出し始めました。また機会を見て除草剤で対処しておきます。


姫高麗芝は何もせず。もうすっかり休眠の様相になっています。


今日のメインイベントはヤマボウシの強剪定です。来年、芝生に落ちる木陰が少しでも少なくなるように、思い切り剪定をしておきます。

木陰を少なくすることだけでなく、芝生の手入れで枝が邪魔になりにくいようにすることも目的です。とにかく芝生最優先でヤマボウシに少々負担がかかってもやむなしという前提での剪定です。


かなり太い枝も切ることにしましたから、50mmの太さまで切断できる剪定バサミとノコギリを準備しました。


バッサバッサと剪定して枝が山積み状態に。これで来年は相当陰が少なくなると思います。

ヤマボウシ自体も病気にかかりやすくなっていましたから、風通しがよくなって病気が緩和されるといいのですが。


枝を切った後は、切り口から病原菌が侵入しないようにペースト状の殺菌剤(トップジンMペースト)を塗布しておきました。これを塗らずに放置すると、枝が途中まで枯れてしまうこともあります。


トップジンを塗布した様子。あいにく今日の夜から2~3日雨の予報、降雨で薬が流失してしまう可能性もありますから、状況次第では塗りなおしをするつもりです。


ヤマボウシの成長とともに木陰も大きくなり、葉の密度が上がって木漏れ日も無い状態になっていましたが、今日の強剪定でかなり日差しが確保できると思います。このことにより、木陰で調子が悪くなっていた芝生が改善されることを期待しています。日照は本当に重要です。

さて、いよいよ本格的な寒波がやってきそうです。ベントグラスに耐寒性を高める肥料を散布して、少しでも冬の傷みが緩和されるように備えておきます。