退色が進む姫高麗芝、再生が進むベントグラス

2021年11月7日(日)

再生が進むベントグラス

今日も朝から気持ちの良い秋晴れ。朝日を浴びる花束のようなミニバラがきれいです。晴れている観光地も賑わうことでしょう。


大きなバラも誇らしげに咲いています。春の後の施肥によって秋の花のサイズが違ってくるのは興味深いところです。


ベントグラスは中2~3日のペースで17ミリの芝刈り。先々週行った刈り高の強制リセットからの再生が少しずつ進んでいます。


こちらが1週間前の様子。

日本芝なら少々手荒なことをしても簡単に再生しますが、寒地型西洋芝はあまり激しく刈り高を下げると枯れてしまうので注意が必要です。


事後報告になりますが、4日前の11月3日(水)に再生を促すため施肥をしました。万緑-NHTを50g/m2、エンザアミンを30g/m2です。


退色が進む姫高麗芝

姫高麗芝は今週は芝刈りはパス。退色が進んでいます。今週後半から気温が一段下がるようですから退色はさらに加速するでしょう。


雑草はほぼ壊滅状態で、土壌処理効果もあって発芽も見られません。関連記事:秋の除草剤散布第一弾と除草剤散布の注意点


「この時期に窒素を潤沢に入れると芝生はどの程度反応するのか」をテストするためエンザアミンを平米50g換算で姫高麗芝の一部に散布。散水差が出ないように全体に水やりをしておきました。レインボー散水もバッチリ決まってご満悦。 散水したいだけ


散水するだけでみずみずしくなり退色も少し和らいで見えます。


秋は出穂(しゅっすい)の季節、しかし今年はやや遅い感じですね。昨年の記録を見ると同時期にはかなり生えていたようです。

3日の文化の日に山間部に紅葉を見に行きましたが少々早かったようで、地元の人によると10月が暖かったため例年より5~6日遅いとのこと。姫高麗芝の出穂が遅れるのも不思議ではないですね。

毎年同じような手入れをしても天候などによって結果が違ってくるのが芝生の面白いところでもあります。

穂は栄養を取られるだけでメリットはありませんから、成長してきたら穂刈りをしています。冬季に寒さから守ってくれる葉をできるだけ残すために、葉から上に穂が出てから刈るようにしています。

関連記事:芝生に穂が生えてきた

さて、最後に松浦商店の冬季時短営業についてのご案内です。例年のことではありますが、2月後半から繁忙期に入り10月ごろまでは「皆様に少しでも早くお届けしたい」という思いからほぼ休み無しで出荷に対応しております(日祝祭日は出荷はしていませんが翌日のための準備や平日にできなかった作業をしています)。そのためご注文が減少する冬季にしっかり休養を取り、来年の繁忙期に備えたいと思っております。

12月と1月は、月~金は9:00-17:00(現在は18:00まで)、土曜日は午前中のみ営業、日祝祭日は完全休業とさせていただきます。また年末年始の休暇も一般の会社より長めにいただく予定です。どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。