穂刈りと寒さ対策の継続

2018年12月16日(日)

姫高麗芝の穂刈りとベントグラスの液肥散布

この冬は予報通りの暖冬傾向ですね。降霜が少なく、家や車の屋根がうっすら白くなることがたまにあるぐらいで、芝生が白くなるほどの霜がありません。本格的な冬はもう少し先のようです。

芝生はほとんどやることが無くなってさみしい時期ですが、今日は姫高麗芝の穂刈りとベントグラスへの耐寒性向上資材の散布をしました。


今日も朝から小春日和でキンギョソウも日差しが心地よさそう。霜が毎日降りるような天候だともっとクタっとしてるのかな。


庭の花たちにも液肥を散布。花の液肥に有機酸酵素EXを混合して与えました。有機酸の入った資材は肥料吸収を高める役割がありますから、液肥との混合散布もオススメです。


姫高麗芝は穂刈りをしました。と言っても穂の発生も少なく、ただ芝刈り機を動かしただけみたいな感じです。


陰で見づらいかもしれませんが、葉はなるべく残して葉の上に出ている穂を刈り取るようにしました。真冬は冬枯れした芝が保温やクッションの役割になりますので、できるだけ長めに残しておくためです。


穂刈りをしながら、所々に生えているスズメノカタビラを抜き取り。


この部分はティフアートというティフトンの改良品種を植えているのですが、姫高麗芝より緑の期間が長いようですね。普通のティフトンは成長がものすごく早くて芝刈りが大変なんですけど、ティフアートは上方向への成長が抑えられていますので、日本芝とほぼ変わらないぐらいのペースで芝刈りできるでしょう。


ベントグラスは17ミリで芝刈り。気温低下と日照の短さを感じてか、成長が急に鈍化してきました。ターフを形成してからの冬越しは初めてですから、今後がどのようになるのか興味津々です。


耐寒性を高めておくため即効性の硝酸カリが入ったスーパー・ポリ・スピリットを500倍で散布。12月と1月は粒状肥料は無しで液肥での栄養補給を予定しています。


姫高麗芝は穂刈りが終わってシーズン終了です。といっても2月の上旬からは芝生を起こす時期に入りますので、1ヶ月ちょっとの辛抱ですね。立ち上げを早くする方法はこちらをご参照ください。『春の芝生の立ち上がりを良くするには

ベントグラスも休眠に近い状態になってきましたが、本格的な寒さによってどのような変化を見せるのか楽しみです。